【分析】データで見るJリーグの面白さと課題 〜Pay To Winの功罪〜

お久しぶりです。やおです。

突然ですが、皆さんJリーグって見ていますか?

W杯だけは見るかなぁ〜
海外サッカーしか勝たん!
やお
やお

なるほど…

やお
やお
もったいない!!!

分かります。確かにサッカーって試合長い割に点数入らないし、レベルはヨーロッパの方が高いし、Jリーグに興味が持てないっていう気持ちもわかります。

しかし!!! Jリーグって実は結構面白いコンテンツだと思うよ。ということを今回データも交えながら訴えさせていただきます。

この記事のポイント

  • Pay to Winが成立していない稀有なリーグ
  • Jリーグのコンテンツとしての魅力

それでは気合い入れて解説していきます!

Pay To Winは成立しない

僕思うJリーグ最大の魅力、それは「どのクラブが優勝するか分からない!」ことです。

いや、そもそもPay To Winってなんやねん。というとただの僕の造語です。直訳すれば「勝利への支払い」。つまり、金をかければ掛けただけ勝てる。ということがJリーグではあまり成立していません。

百聞は一見にしかず ということで、ヨーロッパの主要4リーグ(英、伊、独、西)と比較してみます。

前提として

  • 各リーグ内のクラブの収入(X軸)と順位(Y軸)を散布図にして比較
  • 右に行くほど収入が大きく、上に行くほど順位が高いことを意味する
  • 収入のデータソースはなるべく同年代(2016〜2018)の公式データを参照
  • 2020年は、収入や順位ともに新型コロナウイルスの影響が大きいと判断し除外

をご理解ください。ではどうぞ。

ブンデスリーガ(独)

ラ・リーガ(スペイン)

圧倒的な収入を誇る2チームはもちろん「レアルマドリード」と「FCバルセロナ」ですね。

プレミアリーグ(英)

プレミアリーグでは昔から強豪6チームを“BIG6” と呼ぶのですが、強さだけでなくお金の面においてもBIG6であることが分かります。

セリエA(伊)

収入・リーグ順位ともにトップなのは、あのクリスティアノ・ロナルド擁する「ユヴェントス」です。

Jリーグ(日本)

ヨーロッパのリーグで、お金持ちクラブがいかに強いかが分かっていただけたのではないでしょうか。それでは我らがJリーグはどうか、ご覧ください。

ごっちゃごちゃですね笑

この状態こそ僕の言う「Pay To Winが成立していない」ということです。

超混戦リーグの功罪

そもそもなぜ日本だけこのような状態になっているのでしょうか。もちろん理由はさまざまあると思われますが、主な要因は2つ。

1つ目は、各クラブ間にある収入差の違いです。先に挙げたヨーロッパの4大リーグの場合、クラブ収入の格差は最低で5.1倍、最大で94.6倍もあります。一方でJリーグの場合はその差は約4.2倍。それだけでなく、中間層と呼べるような中堅クラブが多数存在します。

2つ目は、欧州のクラブと日本のクラブの「勝利へのメソッド」の経験値の差。例えば、株についての知識が0の人に1億円あげても利益を出す望みが薄いのと同様に、お金を適切なところに投資して勝利に繋げる、というメソッドの蓄えが欧州のクラブはより多く持っているのでしょう。

結果的に功罪のとして、Jリーグは世界的に見ても優勝チームが予想しづらい、非常にエキサイティングなリーグになっていることは確かです。

では功罪の、つまりデメリットがあることも考えられます。それは我々観客ではなくスポンサーや資本家の目線で見た時に、「お金を投じた分リターンが見込まれるリーグ」と「お金を投じた後、結果が不確実なリーグ」ではどうしても後者のリーグに所属するクラブへの投資は消極的になってしまうものです。

結論:Jリーグは面白い!

僕はサッカーが好きです。そんな僕でも毎週Jリーグの試合は見ていません笑

見たとしても試合のハイライトです。でもそれでいいと思うんです。

なにより

  • 昇格して次のシーズン即J1優勝
  • 優勝の翌年2桁順位
  • 1部リーグ発足以来降格を経験していないクラブは2クラブのみ

などなど、こんなにデッドヒートを繰り広げているJリーグはハイライトや順位表を見ているだけでも十分に面白いです。

逆に言えば莫大な資金力によって、実力も頭一つ抜けるようなクラブが出てくるのかも非常に興味深いですね。(現状ヴィッセル神戸は残念な感じになっています)

それではまた〜