【雑記】ちょっと賢くなる知識。なぜ人はトイレットペーパーを買い占めてしまったのか。

どうも、やおです。

皆さん記憶に新しいあのトイレットペーパー品切れ騒動のとき、実際に購入しましたか?

決して 買った 人が正しかったかどうかという話ではありません。

この記事では

  • なぜ皆が(半ばデマだと分かっているのに)トイレットペーパーを買い占めてしまったのか

について2つの用語を使って紹介していきます。

自己実現的予言(A self-fulfilling prophecy)

この用語は超簡単にいうと

何かしらの”予言”や”期待”にとって人々の行動が変わり、実際にそのとおりの結果が実現してしまう

という社会心理学的な現象を言い表したものです。

トイレットペーパーの例に当てはめて考えると、

“トイレットペーパーがなくなる”という予言(不安・デマ)があり、それが本当なら困ると考えた人々が買い占めた結果、本当に全国的な品薄になってしまった。

という具合です。

しかし、必ずしもそうではない人もいるのでは?

例えば

デマであることは知っていたけど、皆が買ってるんだから予備に買ったよ

という人も多いのではないでしょうか。(偶然あのタイミングでトイレットペーパーを切らした僕のような人や転売ヤーはまた別の話)

合成の誤謬(fallacy of composition)

このような意見の人たちがとった行動の結果こそが合成の誤謬(ごびゅう)といえるでしょう。

この言葉は

ミクロの視点では正しくても、それが合成されたマクロ(集計量)の世界では、必ずしも意図しない結果が生じる

ということをカッコよく言い表した経済用語です。

トイレットペーパー騒動に置き換えれば、

「買い占めによって品薄になりそうなので自分もストックとして買っておこう」
という消費者(ミクロ)の”合理的”な判断に基づく行動が、社会全体(マクロ)では不都合な結果をもたらした

といえるでしょう。

同じ現象は過去も現在も

上記で紹介した「自己実現的予言」と「合成の誤謬」はコロナ騒動だけで見られたものではありません。

一昔前の日本でも、現在においても同じ現象は頻繁に起きているんです。

これらはその典型といえるでしょう。

現在においても、

皆が”日本はこれから先もデフレが続く“と思っていると

企業は”投資や従業員の採用を減らす“という合理的な行動を取るわけです。

これらの行動は国(マクロ)視点では”さらにデフレが進む“という誤謬を引き起こします。

これが景”気”とまで言われる所以かもしれないですねぇ

最後に

いかがでしたか。

  • 根拠のない情報を 信じない・拡散しない 

という姿勢を大事にしたいですね。

※新経世済民新聞の記事【三橋貴明】自己実現的予言と合成の誤謬 から勉強させてもらいました!